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kengo700のナレッジベース

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手術ロボット「da Vinci」を身をもって体験した記録(腎臓癌摘出手術)

私が先日受けた、腎臓癌摘出手術とそのための入院についての記録です。

はじめに

血圧に関する検査をいろいろ受けていた時に、たまたま腎臓に腫瘍が見つかり、検査の結果恐らく癌だということが分かったので、摘出手術を受けることになりました。

ちょうど今年から、手術ロボット「da Vinci」による腎臓手術に保険が適用されるようになったそうなので、そちらで手術をお願いしました。

「da Vinci」は以前の記事でも少し紹介した通り、遠隔操作で内視鏡下手術を行うことができるロボットです。通常の内視鏡による手術に比べストレスが少なく、複雑で細やかな手術が可能らしいです。

healthtechnews.jp

ロボットの研究をしていて学会の展示で何度か「da Vinci」も見ていた私が、まさか自分で「da Vinci」の手術を受けることになるとは思いませんでした。

この記事では、入院中にメモしていた日記をまとめて公開します。

※病棟は写真・動画撮影禁止だったので、文字だけでの説明になります。

日記

9月15日、事前検査・手術の説明

事前の検査。採血。心電図。呼吸。レントゲン。CT。

検査を受けた後、お医者さんに手術の概要を教えてもらう。いろいろパンフとかをもらいつつ。 手術ロボットによる腎臓手術はまだ新しいので、説明の資料がなく、前立腺手術の資料をもらう。 手術中に問題が起きた場合は、開腹手術に切り替えることもあるらしい。

余談だけど、宗教上の理由で輸血が受けられない場合は手術できないらしい。その場合は専門の病院を紹介してくれるとか…

看護師さんに必要な書類について教えてもらう。めんどくさいので書類は病院や手術によって違うので、詳細は割愛。

入院手続きの方法、必要なものについても教えてもらう。

9月21日、入院

当日9時半ごろに、病院の手続きセンターで入院手続き。

病棟へ移動。

病棟の係りの人に、病室やシャワー室の場所と使い方を教えてもらう(病室については後述)。

しばらく後に看護師の方が病室に来て、いくつかの書類にサイン、採血、採尿、入院生活の説明などなど。 同意書とかを提出。

昼に食事を持ってきてもらう(食事については後述)。

14時ごろ、昼の検温で看護師さんが来る前に、部屋にある血圧計で血圧・脈拍を測定、朝に借りた体温計で体温を測定。

検温というものについてよく知らなかったが、記録表に体温、脈拍、血圧、食事量、飲水量、便回数、尿回数を書いておき、検温に来た看護師さんがノートパソコンでExcelっぽいのに記録していた。 それと体調や患部の具合をチェックしたり、痛み止めをもらったり、点滴を追加したり、いろいろ。

看護士さんに採血の検査結果を教えてもらう。

先に部屋にいた患者さんは入れ違いに退院。 さらに入れ違いに大学生っぽい人が入室。

時間を潰すために趣味の洋ゲー翻訳作業とか、小説『人類は衰退しました: 未確認生物スペシャル』を読んだりとか。そういえば「わたし」さんのキャラデザが途中で変わったんだったけど、いつの間にか違和感が全くなくなってるわ。

夕食。

18時半ごろにシャワー。

19時過ぎ、夜の検温。

消灯は21時だけど、カーテンを閉めてベッドライトの明かりをつけて起きていていいらしい。 まあさっさと寝た。

9月22日

特に何もなし。

洋ゲー翻訳進まぬ。

必要だと説明されていた「T字帯」と「腹帯」を買おうとしたら、休日で売店が閉まっていた(他の売店は営業していた)。

病院のパジャマで歩き回ると気が滅入るけど、気が滅入っているのはいつものことなので問題なし。

親が見舞いに来る。 けど特に話すこともなく、下着の洗濯だけお願いした。

新しい患者さんが入室。

9月23日、麻酔についての説明(はなかった)

朝に放送で体重測定の日だと伝えられる。体重計のところに紙が置いてあるので、好きなタイミングで測定して記録。

朝の検温の時に採血。

泌尿器科のお医者さんが顔を見せてくださる。ちょっと挨拶して帰る。回診というやつ?

売店でT字帯と腹帯を購入。ストロー付きのコップやスリッパなど、必要なものはほとんど売店で売ってるっぽいので、事前に準備しなくてもよかったかも(準備物については後述)。

看護師さんに手術の流れに関する説明を受ける。

検温の時間は何十分もずれることがある。何部屋も回ってるんかな? たまたま部屋にいなくても、また来てくれるっぽい。

小説『撫物語』とか読む。

9月24日

朝の検温の時に聞かれて気付いたが、昨日説明に来るはずだった麻酔科の先生が来てなかった。そういうこともあるのか。

それと昨日の夜に体温、血圧の測定を忘れてたけど、何も言われなかった。気を遣ってもらったのか割と適当でもいいのか。 記録用紙に、「必要な時は看護師が血圧を測りますが、必要ない時でも自分で測って記録しておくと健康管理に役立ちます」と書いてあった。必ず毎回測る必要はないのか。

別の人が入室。向かいの大学生は外泊に出かけた。

親が来て、洗濯物をお願いした。

小説版『君の名は。』『君の名は。Another Side:Earthbound』読む。これはいい。すごくいい。入院前に映画を見て、そのまま本屋で小説版を探したけど売り切れだった。Kindle版が出てて助かった。Kindle様様やで。

病室についてメモ。四人部屋特別病室、入り口はベッドが通れるくらい広く、常に空いているので開放感がある。 でも各ベッドのカーテンを閉めると、すごい威圧感。

9月25日、前日

前日なのでシャワーを浴びで体を洗っておくように言われる。へそを掃除するための綿棒をもらう

手術する側の脇腹にマジックで印を書かれる。「ひだり、先生の名前」

麻酔科の先生に説明を受ける。

看護師さんに準備物の確認を受ける。

ハゲンダーツ様でも買って食べようかと思ったけど、あまりにそれっぽいのでやめとく。手術終わったら食べよう。 ビビってると思われたくないし。実際ビビってるくせに。 こういうところがうざい。

漫画版『エヴァンゲリオン』読む。

絶飲食の説明を受ける。夜中0時から食事禁止。朝6時から飲食禁止。

検温。看護師さんがT字帯と腹帯を一セット持ってった。それぞれにマジックペンで名前を書いておく。手持ちのやつとタオルにも一応書いておく。 飲み物制限について、コーヒー、牛乳、野菜ジュースはだめらしい。水、お茶はOK(朝6時まで)。

艦これの「ろ号」終わらんかった。 長時間遠征は、キラ付けがめんどいからいいか。まだやったことなかった遠洋練習航海ぐらいは出しとくか…

9月26日、手術当日

6時前に起きて、お茶を飲んでトイレ。間違って飲まないように残りは冷蔵庫に。

やっぱり長時間遠征だしとく。駆逐はキラ付け済だし。遠洋練習航海。艦隊決戦援護作戦任務。囮機動部隊支援作戦。

看護師さんと手術室まで移動。親とは手術室エリアの前のドアでお別れ。

手術室エリアでは皆さん髪を覆う帽子を被っている。自分も着けてもらう。服装は作業着っぽいやつで結構バラバラ。

お医者さんと挨拶。

手術室まで移動。途中はほとんど自動ドア。触れなくてもいいように?手術室のドアは近くのスイッチで足で押して開く感じ。

少し広めに部屋に高めの細い手術台。天井にはライトとディスプレイがついたアームが合計3×2本。 手術ロボット「da Vinci」は手術台の頭の方向に少し離れたところにおいてあった。

心電図とかいろいろ取り付け。

左の手の甲から点滴。眠くなる薬を入れる。 酒に酔った時のようにぐらぐらし、そこから記憶なし。

~手術~

手術後、かなり意識が混濁しながらも名前を呼ばれたときは返事をする。 のどがかなりがさがさ。 手術は問題なかったと言われたような気がする。

ベッドにのせられて病室まで帰ってくる。

足には血流を促すマッサージ器ぽいもの。左腕には自動で定期的に測る血圧計。尿道カテーテル。右腕には点滴。患部からはいつくか管が出てる? 口には酸素マスク的なやつ。 意識が混濁してたのでよくわからん。

尿管は事前に説明されてなければわからないくらい違和感がない。ただ点滴をガンガン入れているのに全く尿意を感じないのと、数時間ごとにベッド脇で看護師さんがじょぼじょぼと液体を扱ってる音がするなーくらい。

のどがきつかったので、うがいをさせてもらう(まだ飲んじゃダメ)。 ストローを付けたタンブラー(詳細は後述)を使って看護師さんに飲ませてもらい、枕脇のタンを出すため?の容器に吐き出す。

途中で酸素マスクが鼻に差し込むタイプのやつに取り換えられた。理由は分からん。

あとはひたすら時間が過ぎるのを待つ。夜がめっちゃ長い。 麻酔が切れても痛みはそこまでじゃない(多分点滴から鎮痛剤を流してた?)。 しかし身じろぎしたり咳をしたりすると痛みが走る。

足のマッサージ器と左腕の血圧計がうるさいので眠れない。 マッサージ器の電磁弁の音とタイミングがキーボードをカチャカチャするのにかなり似ていて気になる。 血圧計は数十分に一回くらい膨らんで測定するので、うとうとしてる時にたたき起こされる。

夜は看護師さんが血圧計の頻度を下げてくれた。それでも眠れぬ。

9月27日、術後1日目

少しずつのどが治ってきた。点滴のおかげか、のどの渇きも徐々になくなっていた。

順次、足のマッサージ器や血圧計を外していく。

電動ベッドを起こして、徐々に身体を動かすことに慣れる。

水を飲む。

点滴のスタンドにつかまりつつ、歩いてみる。腹部の痛みがヤバい。途中で痛み止めを入れてくれたみたいだけど、必死で全くそれどころじゃない。

何とか病棟を一周したものの、息苦しさがヤバかったので休憩。 病名は忘れたけれど、ストレスで呼吸が乱れて酸素が取り込めなくなる状態だったらしい。 それと息をしっかり吸おうとすると患部がめっちゃ痛むので、全く呼吸が安定しなかったというのもあるかも。 ベッド脇に座った状態で両手両足がしびれて動けず、喋れず、何も考えられず。

お医者さんに言われてしばらく休憩したら普通に歩けるようになった。

尿道カテーテルをぬいて、尿量を測る機械の使いかたを教わる。 コップに尿を出して機械に入れると測定と洗浄をしてくれる。

なんかの都合で部屋を移動。 ベッドと窓側の棚は移動式なので、ベッドに荷物を乗っけて運んでもらった。

久々の艦これ。

腕を上げるのもきついので、パソコンは長時間操作できぬ。 と言うかどんな姿勢でも痛みがつらい。 でも何もせずにじっとしているのもつらいので、持ってきていた小説を読む。小説『ソードアートオンライン』。

9月28日、術後2日目

腹から出ていたチューブを抜く。出血や尿漏をチェックするやつ? この時も患部は見れなかったけど、チューブは糸で体に固定されてたみたい。 このチューブを抜くときの気持ち悪さがやばい。

フィクションでは脇腹刺されながら戦ったり、骨折してても平気だったりするけど、実際ありえん。 ロボット手術で最小限の傷だけの状態でもろくに動けないのに。 つまり、リーファさんぱねぇ。

小説『ソードアートオンライン』読む。アリシゼーション編なげぇ。

レントゲン検査。ベッドに寝たまま、背中に板を敷いてレントゲンをとる。熱がでてたのでしんどかった。

熱が39度以上でて食事できず。解熱剤で多少良くなる。

9月29日、術後3日目

熱はだいぶ下がる。追加で解熱剤を飲む。

朝ご飯は全部食べれた。

採血。

患部のガーゼも取れて、今日からシャワーも浴びれるっぽい。

超音波検査で、特に問題はないと言われる。熱は感染症とかではなく手術の影響らしい。

解熱鎮痛剤をもらう。

洋ゲーのWikiページを作ってみたりした。

ベッド清掃のアナウンスがあったので、30分ほど談話室で待機。

許可が出たのでシャワーを浴びる。看護師さんにお願いして、点滴の接続を外してもらう。点滴の針と管はまとめてオブラートみたいな膜で包んで防水状態にしてもらったっぽい。 久しぶりにシャワーをあびて髭をそる。傷口はシャワーを軽く当てる程度にしとく。 めんどいし、必要ないとも言われていたので、着替えた後は腹帯はつけず。 看護師さんに点滴を接続してもらう。

何故か消灯後何時間も寝付けなかった。

9月30日、術後4日目

また体重測定の日。

やっと点滴が終わる。ただし針とチューブは付いたまま(すぐに再開できるように?)。 点滴スタンドなしで動けるのはすごくいい。うつ伏せでも寝られるし。

解熱鎮痛剤を10回分もらった(一日3回までのやつ)。一応飲んどこう。

シャワーの予約のついでに売店まで行ってみようかと思ったけど、傷がまだ結構痛むので断念。 食堂の自販機にした。 ちょうど自販機の内容が変わっていてあったかい飲み物が追加されてたので購入。

また看護師さんに点滴類を防水パックしてもらってシャワー。

夕食時に小銭と千円札が切れていて自販機で飲み物を買えないことに気付いたので、頑張って売店まで行く。

ハゲンダーツ様を買ってみたけど、何故かそんなにおいしく感じなかった。傷の痛みか発熱のせいか。

なかなか寝付けぬ。

10月1日、術後5日目

点滴の針も取れた!自由だ。 それと尿量を図らなくてもオッケーになった。

ちょっと嫌なことがあったけど、誰が悪いわけでもないので省略。

売店まで歩く途中でポケモンを多少ゲットできることに気付く。ほとんどポッポだけど。

10月2日、術後6日目

痛みは少しずつ減ってきている。

艦これ夏イベからだいぶ資材が回復した。そういえば春イベのブログ記事もまだ書いてないが。

病室についてブログにまとめていたら、「これ今すぐ使わないものを棚にしまったらずいぶんすっきりするんじゃね?」ということに今更気付いたので、整理整頓。

病院の食事は別にまずいわけじゃないけど、だんだんマックとかラーメンとか食べたくなってくる。

10月3日、術後7日目

朝の回診で、「今日の血液検査とエコーで問題なければ明日栄養指導を受けてその後退院」とのこと。

看護師さんにパジャマのサイズについて聞かれたときに、今更パジャマのシステムを勘違いしていたことに気付く。 勝手にリネン室から取って使うと思っていたけど、実際は毎週指定枚数渡されるシステムらしい。 前回は術後で朦朧としてた時に配布されてた?

シャワーを浴びながら、手術跡についてブログに書いてないことに気付く。 鏡で見ると、傷跡はへそくらいの高さの脇腹に4つ並び、少し下の腰骨あたりに1つ。小さいのは1~2cm、大きいのは3~4cm。 まだシャツに染みが少しだけつくけど、痛みはかなりなくなっている。 傷を寄せて治りを早くするため?にテーピングみたいのがついている。これはシャワーとかで剥がれたらそのままでいいらしい。

夕方、血液検査で問題がなかったので、明日の昼の栄養指導の後にすぐ退院できるらしい。 急で少し驚いた。

10月4日、退院

朝の検温や回診は何事もなく。栄養指導が行われる場所を教えてもらう。

荷物をまとめておく。

時間になったので栄養指導を受ける部屋に行く。

栄養指導の前に、体重や脂肪率などを機械で測定。 脂肪率が若干高いけど他は問題なし。

栄養指導については、特に禁止な食事はないけど、腎臓への負担を減らすために塩分量を減らすのと、できるだけ脱水にならないようにこまめに水分を取ることを注意された。 カプメンとかはスープを飲まずに、その日の他の食事を減塩すれば問題ないらしい。 まあしばらくは控えよう。

病棟に戻り、会計について教えてもらう。 合計14万円弱。思ったよりも安かった。

お医者さんから今後の診察とかについての説明があるかと思っていたら全く何もなく、 借りていたLANケーブルと体温計を返して、そのまま帰宅。 なんだかとってもあっけない。

お医者さんにいろいろ聞こうかと思っていたけど、それは次の診察の時でいいか。次の診察は二か月後。

  • 「最終的には腫瘍を摘出して顕微鏡で見ないと癌かどうかは分からない」と言っていたけど、実際どうだったのか。
  • 転移の心配はどれくらいなのか。
  • 進行スピードはどうだったのか。いつ頃に発症してたのか。

ATMでお金をおろして窓口で支払い。

そして帰宅。

やっぱり、家のパソコンの方がいい。

持ち物リスト

とても便利だったもの

  • パソコン
    • これさえあれば暇することはなかった
    • ネットサーフィン、Kindle、動画鑑賞、ブログ、趣味の洋ゲー翻訳、プログラミング、ゲーム、etc.
    • 論文を読んだり書いたりもできる
  • USB-LAN変換ケーブル(Aukey USB 3.0ハブ 3ポート+有線LANポート バスパワー 高速 軽量 コンパクト CB-H15、Amazon)
    • パソコンにLAN端子がなかったので
    • 無くてもスマホのテザリングでネットはできるけど、速さが違う
  • スマホ
    • 音楽、Kindle、ゲーム
  • イヤホン
    • 病棟では、イヤホンを使わずに音が出る機器を使うのは禁止だった
    • 病室の他の人のいびきや、治療用の機械の動作音がうるさかったときにも(この用途なら耳栓の方が良かったかも)
  • セキュリティワイヤーと南京錠(サンワサプライ パソコンセキュリティワイヤーロック(ダイヤル錠) SL-58、Amazon)
    • 病棟では泥棒が出ると注意されていたので
    • バッグにパソコンとかを入れて南京錠でファスナーを開かないようにし、ワイヤーでベットや棚に固定していた
    • 病室備え付けの貴重品入れは財布が入るくらいの大きさしかなかった
  • 活動量計(【日本正規代理店品】Fitbit フィットネスリストバンド Alta Large Black FB406BKL-JPN FB406BKL-JPN、Amazon)
    • 以前の記事で紹介した活動量計の、サイレントアラーム機能が重宝した
    • 検温やシャワーなど時間が決まっているものを忘れないようにするためにすごく便利
    • スマホのアラームは鳴らせないし、パジャマにポケットが一つだけしかないので財布しか入れられず、スマホのバイブは気付かん
    • 卓上時計でも代用できる(病室に備え付けの時計はなかった)

使ったもの

  • 必要書類
  • 受診カード
  • 保険証
  • 印鑑
  • T字帯(ふんどしみたいなやつ)
  • 腹帯(お腹に巻いて縛って患部を保護するやつ)
  • 箸・スプーン
    • 両方用意するよう言われていたけど、スプーンはカレーの時に使うくらいで、箸だけで良かったかも。
  • 替えの下着
  • 歯ブラシ
  • シャンプー
  • 電気シェーバー
  • バスタオル
    • 本来の用途に加えて、熱が出たときに氷枕に巻くためにも使った
  • ティッシュボックス
  • ボールペン
    • 検温用の記録や書類にサインをするため
  • スマホとかの充電ケーブルなど
  • クリアファイル
    • 書類の整理に
  • トラックボールマウス
  • 服用中の薬
  • おくすり手帳
  • 旅行用の圧縮袋
  • ジッパー付き小分け袋
  • 小説

使ったけど微妙だったもの

  • 財布
    • 普段の財布から使わないカードとかを抜いて持って行ったけど、重くてかさばった
    • 病院のパジャマのポケットに入れると重みでパジャマがズレる
    • 結局お金はT字帯、腹帯、飲み物の購入くらいにしか使わなかった
  • タンブラーにかぶせるシリコン製の蓋(テクセルジャパン ビタットマグ ホワイト、Amazon)
    • 「ストローか水差のついたカップ」が必要だと言われていたので用意したけど、使いにくかった
    • 素直にペットボトルにつけるタイプのストローを買うべきだった(それでも手術後の1日くらいしか使わなかったけど)
    • 検温用に飲水量を記録する必要があるので、タンブラーよりペットボトルの方が飲んだ量が分かりやすかった(そんな正確に記録しなくてもOKなはずだけど)
    • この手のものはAmazonでより病院の売店の方が品揃えが豊富だったわ
  • 室内履き
    • スリッパは避けてくださいと言われていたのでわざわざ室内履きを探して買っておいたけど、みんなスリッパを使っていた
    • それとスリッパも病院の売店の方が品揃えが豊富だった

使わなかったもの

  • モバイルバッテリー
    • 使う機会はない
  • 上着(羽織るもの)
    • 病棟は空調が完璧で、パジャマだけで問題なし
    • 多分売店あたりに行くとき用に準備するように言われてたみたいだけど、暖かい季節なので上着はいらなかった

病棟の設備

病室

病室の種類は、四人部屋だけどちょっとグレードが高いところに入れてもらった。毎日2,000円くらいの追加料金がかかる。

普通の四人部屋にはLANがなかったので致し方なし。

他には、隣のベッドとの仕切りがカーテンではなく棚だったり、テレビや冷蔵庫が無料だったりといった違いがある(普通の四人部屋だとテレビと冷蔵庫を使うのに1,000円かかるらしい)。

個室に入ろうとすると1日10,000円以上かかる。

病室の設備は、下記のような感じ

  • ベッド
    • 頭や足の角度を変えられる電動ベッド
    • 柵つき
    • ベッドをまたぐようなテーブル
  • 外側の棚
    • 収納スペース5つ
    • テレビ
    • 冷蔵庫
    • DVDプレイヤー
    • タオル掛け
  • 内側の棚
    • 収納スペース7つ
    • コンセント2つ
    • ハンガーなど
  • ベッド上部の壁
    • コンセント3つ
    • アームライト
    • ナースコール
    • よくわからん端子いろいろ
  • カーテン
    • 天井のレールに沿ってベッドを囲むことができる
  • 折り畳めないパイプイス

また病室の入り口に共用のトイレと洗面所がある。

食堂

食事は部屋に運んでもらえるけど、食堂(食事スペース)で食べることもできる

食堂はあまり広くなく、四人テーブルが5つ。流し、電子レンジ、給水器、自動販売機がある。

お風呂

お風呂場は4メートル四方くらい?

浴槽とシャワーがある。

手すりが多く設置されているのと介護用のイスがある以外は普通な感じ。

利用は一日30分まで。その日の朝に予約する。

その他

洗濯機・乾燥機ルーム。有料。

談話室的なスペース。古い雑誌や漫画がおいてある。

食事

特に病院食と言う感じはなく、普通にうまかった。

もらった資料によると下記の2種類の食事があって、私の場合はずっと一般食だった。

  • 一般食:健康増進と病気の改善を間接的に図るための食事
  • 治療食:治療のための食事

食事の内容は例えばこんな感じ

  • 9月24日、朝
    • ごはん
    • 味噌汁
    • 焼き豆腐の煮込み
    • 小松菜のごま和え
    • しそ巻き
    • 牛乳
  • 9月24日、昼
    • かおりご飯
    • 揚げ魚のおろしかけ
    • 五目きんぴら
    • わかめの酢の物
    • 果物盛り合わせ
  • 9月24日、夜
    • ごはん
    • かき玉汁
    • 鶏肉の山椒焼き
    • キャベツのおかか和え
    • かぼちゃサラダ

あと事前に頼んでおくと料金アップで特別メニューにすることができたらしい

入院生活で考えたこと、学んだこと

  • 痛みは根性や精神力ではどうにもならない
    • フィクションでよくある、ケガをしつつも気合で戦い続ける的なやつ、ありえん。
    • 最新の手術で最小限の傷だけの状態でもろくに動けない。
    • 痛みと言うのはもっと反射的で不随意なもの。
    • 戦ってるときはアドレナリンで痛みを感じないのかもしれないけど、その後は食事もトイレも一人でできない要介護者、状況によっては死亡確定。
    • でもフィクションなら面白ければオッケー。
  • 「明日死ぬなら最後に何を食べる?」的な問いは意味がない
    • 今回は死ぬ可能性はずっと小さかったけど、それでも「最後の食事とかどーでもいい」と感じた。そんな余裕はない。
    • すぐ先の未来に不安なことが控えていると、何かを楽しむ余裕がなくなる。
    • ゲームも実況も全然楽しく感じなかった。
    • 入院前に映画『君の名は。』を見た時も、「ふーん」としか思えなかった。もったいないことをした。
  • 頭で考えても恐怖や不安はなくならない
    • 「手術で医療事故にあう可能性」と「毎日出かけて車に轢かれる可能性」、そこまで違いはないはずだけど、そう考えても恐怖や不安は全くなくならない。
    • まじで怖え。

おわりに

こんだけ書いて、手術ロボット要素は1行だけ…

手術中は全身麻酔で寝てただけですからね。仕方ないですね。