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高速道路で居眠り運転の車に追突された記録

私が先日巻き込まれた、高速道路での事故についての記録です。

はじめに

先日、高速道路で居眠り運転の車に追突され、車は大破しましたが運よく無事でした。

こんな経験は二度とないと思い、一連の出来事をメモしておいたものを公開します。

特に事故直後は混乱していたので、記憶違いがあるかもしれません。状況によって手続きは全く違うはずなので、参考程度にご覧ください。

記録

事故発生

インターチェンジから高速道路に入り、そのまま第一車線を走行中、後ろから追突されて吹き飛ばされ後ろ向きになり、中央分離帯のガードレールにぶつかって止まる

少しの間、ぼうぜんとする

道路の反対側で相手が慌てて車から出るのを見て我に返り、車から出て後ろを回って上流側に移動し、ガードレールにへばりつく

後続車はゆっくりと第二車線を通ってくれていたので、恐怖は感じなかった。むしろ中央分離帯の向こう側を飛ばしている車のほうが怖かった

後から考えると、ちょうど運転席が後ろ向きで追い越し車線にはみ出ていたので、車内でぼうぜんとしている時に後続車に突っ込まれていたら死んでいた

110番通報

スマホで110番通報(13:10)

怪我や事故の場所や車種や車の色を聞かれた → 外傷や痛みはないと答えた

相手の車種も聞かれたが、外見からはわからず色だけ伝えた → 「車種が〇〇(何と言われたか忘れた)でしたら、その方からも通報が入っています」とのこと。相手も電話をしている様子だと伝えた

数字の標識があるはずと言われたが見つけられず → この後撮った写真にバッチリ写っていたので、単なる見落としだった

安全な場所にいるか、車ははみ出ているかを訊かれた → はみ出しているものの、後輪がつぶれていて動かせないと伝えた

何と言われて電話が切れたかは覚えていない

出張の移動中だったので、職場の上司に一報を入れた(13:14)

とりあえず自分と相手の車の様子をスマホで写真とっておいた(13:15)

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警察が来るまで待機

警察到着

何台かのパトカー到着

4、5人の警察官が交通整理など作業開始

車から貴重品だけ取り出すように言われ、かばんを取り出して安全な場所へ移動

警察の人が車から車検証を回収

警察の人に運転免許証を渡す → その後、車検証と免許証は返してもらった

事故の時間が通報からどれくらい前か訊かれたので、数分くらい、ニ、三分くらいですと答えた → 「では通報の時間から二分引いた時間を事故発生時間とします」とのこと

名前と連絡先を聞かれたので、職場の名刺に携帯の番号を書いて渡す。相手も同じように聞かれ、答えていた

どちらが自分の車か、同乗者はいるかなどを訊かれた(ここら辺のやり取りはメモってなかったので、順番が前後してるかも) → 相手も自分も一人

事故の状況を説明。「第一車線を走っていたところ後ろから追突されて回転し、ガードレールにぶつかって止まりました」というようなことを答えた。相手は「走っていてちょっとうとうとしてしまって」というようなことを答えていたはず

何キロくらいで走っていたか訊かれた → 「インター入ってすぐなんで、80キロくらいだったと思います」「事故の前に大きな車(キャリアカー)が第二車線から車線変更してきてその後ろについたので、変な速度ではないかと思います」と答えた。「追突されていますし、状況的に相手の過失なので大丈夫です」的なことを言われたはず

指示されて、自分の車を指差しているところを警察の人が写真を撮った。「あれが自分の車ですみたいな感じで指さしてください。はい、写真撮りますー」みたいな感じ

相手の人から謝られる → 「とにかく双方無事で何よりだと思います」というようなことを答えたはず

実際相手に対する怒りは全くわかず、「生きててよかったー」とか「仕事のあれどうするかなー」とか呑気に考えていた。後から考えると、アドレナリンが出て躁状態だったかも

職場の人からメッセージ。出張で打ち合わせ予定だった相手に連絡してもらえたらしい(13:25)

警察から車の移動は各自と言われたので、財布に入れていたJAF会員証の番号に電話(13:28) → JAFの人に状況を伝え、大まかな到着時刻を教えてもらう。14:00ごろ着らしい

警察の人に「後は大丈夫です」のようなことを言われたので、路肩でレッカー車を待つ

保険会社などに連絡

かばんに突っ込んでいた車検証のバインダーの中にディーラーの相談窓口の連絡先があったので、電話した(13:37) → 「あいにく店舗が休みなので、車はいったん自宅に運んでください」とのこと。任意保険の会社を聞かれたのでバインダーに入れていた書類の会社名を答えると、そのままつないでくれるとのことで、保険会社と電話

保険会社の方に状況説明。相手の名前と連絡先を聞くようアドバイスを受けた

警察の人の指示で、相手と一緒に衝突場所のタイヤ痕を指差し写真

相手の人と、名前と連絡先を交換。名刺をメモ紙代わりにして名前と連絡先を書いてもらって、なくさないように一応スマホで写真(13:56)

JAFのドライバーさんから電話(13:59)。14:15~14:20ごろ着とのこと

警察の人と少しだけ雑談。「〇〇に出張にいく途中だったんですよ、大した用事じゃないですけど」みたいなことを話した気がする。相手の連絡先を聞いたか訊かれ、保険の人から言われたので聞きましたと答えた。さらに相手の車のナンバーも撮っておいたほうがいいとのことなので、スマホで写真(14:00)

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保険会社から電話があり、事故状況説明(14:12) → 追突される前の相手の車の様子を聞かれ、「見た覚えがなく、視界外だったと思う」と答えた。合流地点では注意義務があるので、追突されたとはいえ10:0にはならないかもしれないとのこと。「確かに注意不足だった、注意していれば防げていたのではないか」と、わりとガチで落ち込む

しかし後日にドラレコを確認したところ、そもそも合流地点より手前の道路は2車線で、インターから入る道が加わって3車線になっている場所だったので、私は真っすぐ走っていただけで、相手が車線変更しつつ追突してきただけだった

保険会社の人にドラレコがフロントについてることを伝える → 見せてもらうことがあるかもしれないとのこと。レッカー費用は保険から出るので領収書を受け取るようにとのこと。車についてはディーラーの担当者と翌日相談。通院費も出るとのこと。詳しくは傷害担当の人から連絡がある(電話をいただいたのは、車担当の人)

なかなかレッカー車がこなくて暇なので、スマホの通話履歴を見ながら大まかな事故の流れをメモ(この記事の情報)

レッカー着

JAFの人が事故車の近くにレッカー車を停め、警察の人と話してすぐに作業を開始(15:08)

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保険会社から電話(15:10) → 相手(の保険会社?)と連絡したらしく、相手の保険会社を教えてもらった。相手は二車線から一車線に移って追突したらしい(この時は知らなかったものの、前述の通り合流地点より手前は2車線道路だったので、そこの左車線を走っていて、合流地点後に左車線に移動したということだと思う)。相手の保険会社から電話があるはずらしい

相手のレッカー着(15:14)

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JAFさんの作業完了。レッカー車の後ろの装置でひしゃげた後輪を持ち上げ、前輪側には補助輪的なものがついてた。まずは中央分離帯側から路肩側に車を移動。「廃車かとは思いますが、(補助輪的なものの取付で)エンジンの下部分に傷がついてしまうかもしれません」と言われ、「全然いいっす」と答えた

JAFさんに確認して、車からETCカードを回収して渡す

警察の人に他に必要な手続きがないか訊くと「すべて終わりです」とのことで撤収

レッカー車の助手席に乗せてもらって現場を出発(15:44)

自宅へ移動

次のインターチェンジで降りた。JAFの人がETCの清算をお願いしてくれて、領収書をもらった

相手の保険会社の車担当の人から電話(15:48) → 傷害担当の人は別なので、別途電話があるとのこと。車を運ぶディーラーのお店の名前を聞かれたものの忘れてしまっていたので、分かったら電話をするよう言われた。

相手の保険会社の傷害担当の人から電話(16:17) → 病院の予定について訊かれたので、まだ探していると回答。自宅の近くの整形外科を教えてもらった。病院が決まったら電話をするよう言われた

自分の保険会社の車担当の人から電話(16:23) → 相手の居眠り運転らしく、100%相手の過失とのこと。落ち込んでいたのが少し回復。代車のレンタカーも相手の保険会社負担。レッカーも同じ(JAFの人から領収書をもらっておいて提出する)。通院日数に応じてお見舞金が出るので、詳しくは傷害担当の人から後日

ディーラーから電話(16:45) → 明日の朝にレッカーを呼んで店に運んでくれるとのこと。ど忘れしていたお店の名前も聞くも、担当外なので分からず、翌日担当の人から連絡するとのこと。

自宅の駐車場に到着(16:53)

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損傷個所の写真を撮った

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JAFの人がレッカー車から外し作業。「エンジンの下部分が少し削れてしまいました」と言われ、「全然いいっす」と答えた。割れたガラス部分にシートをガムテープで貼ってくれた(雨対策らしい)

JAFの人の作業完了、料金を支払って領収書受け取り(17:27)

自宅にて

職場の上司に連絡(17:45)

ネットで病院を探し、保険会社さんから教えてもらったところのうち、家から一番近いところを選ぶ → 保険会社に電話したところ、営業時間外の機械音声。病院も営業時間終了していたので、明日連絡することに

車のドライブレコーダーからSDカードを抜いて、動画をPCにコピー

しっかり録画されていた。フロント側にしかつけていなかったので、相手が追突してくる様子は確認できず。動画の記録では、事故の時間は13時9分10秒だった

とりあえずパックご飯を食べつつ、艦これと動画視聴

外傷はないものの首が疼くので、首や脳の内傷に怯えつつ、とにかく寝てしまうことにする

ベッドに入っても寝付けなかったので、メモっていた情報に加えて、覚えている限りのことを個人Slackに書き込む(この記事の情報)

翌日朝

首が少し筋肉痛っぽい感じで張っているものの、特に痛みはなし

職場に休みの連絡

ディーラーの人との相談で使うかもと思い、ドラレコの動画をmp4に変換してiPhoneに入れ、昨日撮った写真とドラレコの動画をUSBメモリに入れておく

ディーラーの担当の方から電話(9:56) → 「費用は保険で出るので、しっかりと病院に通ってください」「車をお店に移動する手配などします(私自身は自宅待機でOK)」「入れ替わりでレンタカーも自宅までお送りします」

今日の予定を訊かれたので、「休みを取ったので一日大丈夫です」「レンタカーが来たらタイミングを見て病院に行きます」と答えた。

相手の保険会社の車担当の人に連絡して、車を配送する店の名前、ディーラーの担当者の方の名前などを伝えた。

車の中の細々とした荷物を下ろしておいた

翌日午後

ディーラーの担当の方から電話(13:04) → レッカーはあと一時間で来る(14:00~14:30)とのこと。その後レンタカーをお届け

ディーラーの担当の方から電話(13:10) → レンタカーは14:30~15:00ごろとのこと。「車を確認して全損なら、新し車をご提案します」とのこと

病院について、相手の保険会社の傷害担当の人に電話(13:20) → 不在とのことで折り返し電話を依頼

ロードサービスの方から電話(13:23) → 「到着が13:50~14:00ごろになります」とのこと

相手の保険会社の傷害担当の人から折り返し電話(13:28) → 選んだ病院と、予定時間を伝えた。保険会社から病院に連絡してくれるとのこと。「今日仕事を休まれた分の保障も出るので、必要書類を郵送します」とのこと

レッカー車到着の電話(13:46) → 書類にサインして、あとはおまかせ。車検証は、ディーラーの担当の方に確認したところ「車に入れて一緒に送ってください」とのことでレッカー車の方に渡す

レンタカー届いた(15:00) → 説明書類と鍵を受け取った

相手の保険会社の傷害担当の人から電話(15:07) → 病院に連絡済みとのこと。書類を送ってもらうために住所を伝えた

病院へ向かう

病院で診察

少し車を走らせただけで緊張で手汗が止まらない

病院着(15:57)

受付 → 「保険会社から話は聞いています」とのこと。保険証提出。問診票を書いて提出、待機

お医者さんの検診 → ハンマーみたいなもので軽く叩いて手足の痺れがないか確認。首を色々動かして痛くないか確認

首のレントゲン(正面、横)

診断 → 「首の捻挫です」「特に数日は激しい運動はひかえるように」とのこと。湿布を処方、首の固定や飲み薬は必要なさそう。診断書を出してもらう

電気の治療 → 首にパッドを貼って、しばらくピリピリ

ディーラーの担当の方から電話があったものの、病院の待合室だったので出れず(16:34)

処方 → 保険証返却、診察券、診断書受け取り。貼り薬受け取り(1日一回貼り替え)。事故の場合の、併診や通院間隔についての注意を受けた

スーパーに寄って帰宅

翌日夕方~夜

ディーラーの担当の方に折り返し電話(17:11) → 「車両の損害見ました。こう言ってはなんですが、絶対体痛くなるやつです。ちょくちょく病院に行くべきです」とのこと

相手の保険会社は明後日車を見に来るとのこと。そこで全損になるのか、金額がどうなるかを確認するらしい

全損の場合の次の車の候補をひとつ見つけてもらって、概要を聞いた。

相手から保険関係の書類が届くはずとのこと。書類の記入や振込先を書いてポストに(内容が難しい場合はメッセージなどで写真を)

病院に行った場合は領収書をもらっておくように言われたが、今日行ったときは保険会社持ちで支払いがなかったので必要ないはずと答えた

処方されたロキソニンテープを貼っておく。市販の湿布とは違って、ものすごく効いてる感がある。

お風呂に入るとテープがはがれかけたので、一度はがして貼り直し。明日からはお風呂のタイミングで新しいのを貼ればよさそう

その後

別記事にまとめる予定です

おわりに

本当に、人間いつ死ぬかわからないですね。