Twitterの検索結果をSlackに投稿する方法をいくつか紹介します。
はじめに
私は最近、ゲームの有志翻訳に参加しているのですが、有志翻訳したゲームの感想を見てニヤニヤするために、Twitterの検索結果のページをブックマークして定期的に確認しています。
しかし検索結果のページを開くのが面倒くさくなってきたので、Twitterの検索結果を個人用のSlackに投稿することにしました。
調べてみたところ、いくつか方法があるようです。
- IFTTTを使う方法
- ↓表示例(SlackのURL展開機能を利用する場合)
- ↓表示例(最低限の情報のみ投稿する場合)
- MyThingsを使う方法
- ↓表示例
- 日本語で設定できる
- スマホアプリのみで、パソコンからは設定できない
- Zapierを使う方法
- ↓表示例
- 他のWebサービスより機能が多く、カスタマイズ性が高い
- 無料プランでは月100回しか実行できない
- 自作のBOTを使う
- 方法を調査中…
これらを試して比べてみたところ、今のところIFTTTを使う方法がよさそうです。
※紹介する方法はWebサービスのアップデートによって変わる可能性があります。
Twitterの検索結果をSlackに投稿する方法
IFTTTを使う方法
IFTTTの使い方は下記ページなどに詳しく書かれています。
※以前は「レシピ」という名前だったものが、アップデートで「アプレット」に変わったようですね。
Twitterの検索結果をSlackに投稿するには、トリガーにTwitterの「New tweet from search」を、アクションにSlackの「Post to channel」を選びます。
検索したいワードは、トリガー設定画面の「Search for」の欄に入力します。
※上図の例の「lang:ja」は日本語のツイートのみを検索、「-RT」はRTという文字が入ったツイートを除外するコマンドです。
アクション設定画面では、Slackに投稿する情報をカスタマイズすることができます。
デフォルトの設定だと情報量が多いと思うので、下記のような設定がお勧めです。
- SlackのURL展開機能を利用する場合
- Massage: {{LinkToTweet}}
- その他: 空欄
- ↓表示例
- 最低限の情報のみ投稿する場合
- Messag: {{Text}}
- Title: {{UserName}}
- Title URL: {{LinkToTweet}}
- Thumbnail URL: {{LinkToTweet}}
- ↓表示例
一つ目の設定ではツイートに添付された画像も表示されます。しかしツイートのURLや投稿日時など、別に見る必要もない情報もずらっと表示されてしまいます。
二つ目の設定では必要最低限の情報のみを投稿し、サムネイルかユーザーIDをクリックすればツイートのページを開くことができます。画像が添付されている場合は右のサムネイル部分に表示されます。
ちなみにIFTTTの方法をしばらく試した限りでは、Twitterの検索機能とは異なり、ユーザー名は検索にヒットしないようです。 検索したいゲーム名をユーザー名に入れている人がいる場合、その人のツイートを全て拾ってしまい、わざわざYahooリアルタイム検索を使う必要があったので、これはありがたい仕様です。
また現在のIFTTTにはアプレットを複製する機能はなく、またアップデートでアプレットの共有機能もなくなったようなので、アプレットは全て手動で作成する必要があります。
MyThingsを使う方法
MyThingsの使い方は下記ページなどで詳しく説明されています。
Twitterの検索結果をSlackに投稿するには、「○○したら」にTwitterの「検索条件にあうツイートがあったら」を、「○○する」にSlackの「特定のチャンネルに投稿する」を選びます。
SlackのURL展開機能を利用する場合はIFTTTと同じ結果になるので、どちらを使うかは好みで決めればいいと思います。
Zapierを使う方法
Zapierの使い方は下記ページなどをご覧ください。
無料プランでは月100回しか実行できないので今回の方法には使いにくいですが、IFTTTやMyThingsよりも細かくカスタマイズできます。
例えば下図のように設定し、Slackの設定でMessage Themeを「Compact」にすれば、最小限の情報だけを並べることが可能です。
個人用のSlackであれば、これくらいシンプルなのがちょうどいい気がします。
自作BOTを使う方法
「Twitter Slack」で検索すると自作BOTを作る方法が結構出てきますが、やりたいことと労力が見合ってないような気がします。
しかし既にBOTを運用している場合は一番いい方法かもしれません。
- Heroku+HubotでTwitter検索結果をSlackに流す | スペースマーケットブログ
- twitterをエゴサしてslackに投稿するやつを作った - abcang’s blog
- Pythonでツイッターのエゴサ結果をSlackに流すbotを作る - すてにゃん氏の技術ぶろぐ
おわりに
もちろん、Twitterで自分のアカウント名を検索する、いわゆる「エゴサーチ」にも使えます。
私の場合は検索して出てくるほど有名ではないので、エゴサしても意味がありません…