2DアクションRPG『Hyper Light Drifter』のストーリー考察のまとめ記事です。
はじめに
正月のSteamセールで前から気になっていたアクションRPG『Hyper Light Drifter』が安くなっていたので、購入して遊んでみました。
『Hyper Light Drifter』はジブリアニメを彷彿とさせる世界観の、綺麗なドットで描かれたアクションゲームです。 結構難易度が高く、プレイヤーの技術がものを言うタイプのゲームなので、何度も死にながらボスの攻略方法を探る過程が面白く、なかなかハマってしまいました。
このゲームはテキストがほとんど出てこず、NPCとの会話はイラストで表現されています。とてもスタイリッシュでオサレなゲームになっています。
しかしその分ストーリーがはっきりと説明されず、また半分程度のやりこみでクリアできてしまうため、「雰囲気は良かったけど、結局どういうストーリーだったんだろう?」という感じにモヤモヤが残ってしまうゲームでした。
というわけで『Hyper Light Drifter』のストーリーを調べたところ、詳しく考察されている方がいました。 英語なので完全に理解できているわけではないですが、このストーリー考察を読んでみたところ「あのシーンはそういう意味だったのか!」と納得のいく内容でした。
「『Hyper Light Drifter』をプレイしたけどストーリー考察は知らない」という方がいたらとてももったいないので、翻訳して紹介します。
おまけに攻略情報も簡単にまとめておきます。
※ネタバレ注意です。ストーリー考察の部分はゲームをクリアした方のみご覧ください。
攻略情報のまとめ
『Hyper Light Drifter』には6種類のやり込み要素が存在します。
- モジュール
- エリア解放に必要なアイテム
- 鍵
- エリア解放に必要なアイテム
- ギアビット(Gearbits)
- 主人公の能力を向上させるのに必要なアイテム
- 銃
- 遠距離攻撃手段
- 装備一式(Outfits)
- 主人公の外観と能力を変える装備
- モノリス
- ゲームの世界観が記されたオブジェクト
アイテムが隠されている場所には地面に小さな四角マークが書かれているので、頑張れば自力でコンプリートも可能なはず。
Steamに攻略情報がまとめられていたので、見つからないものがある場合はこちらをご覧ください。
- Steam Community :: Guide :: 100% Guide
- Steam Community :: Guide :: All 186 gear bits with map locations and screenshots
モジュール
モジュールは紫色の正八面体で、四角い装置に埋め込まれています。 このゲームは「各エリアを探索してモジュールを見つけ出し、エリアを解放してボスに挑戦する」というのが基本的な流れになっています。
モジュールは4つのエリアにそれぞれ8つあり、合計32個あります。 しかし各エリアで3つか4つのモジュールを集めればゲームクリアは可能で、それ以上はやり込み要素となっています。
各エリアには8つのモジュールを集めると通れる扉があり、その先には装備やモノリスが隠されています。
鍵
4つのエリアに4つずつ、合計16個の鍵が隠されています。
鍵を一定数集めると通れる扉があり、その先には装備やモノリスが隠されています。 ゲームクリアに必須ではありません。
ギアビット
ギアビットは黄色いアイテムで、これを集めると街のショップで主人公を強化することができます。 4つでギアビットパックになり、強化にはギアビットパックが2つか3つ必要になります。
ギアビットは隠しエリアの箱に入っているか、特定の敵を倒すとドロップします。 英語Wikiによると、合計186個のギアビットがあるそうです。
ギアビットによって向上できる能力は5種類あります。
- 剣術:3種類の特殊攻撃が可能になる
- 歩法:3種類のダッシュ動作が可能になる
- 手榴弾:範囲攻撃のグレネードが使用できるようになる
- 弾倉:銃の弾倉が増加する
- 体力:ヘルスパック(体力回復アイテム)の所持数が増加する
そこまで劇的に能力が向上するわけではないので、アクションゲームが上手い人ならほとんど強化しなくてもクリアできると思います。
銃
銃を手に入れることで、多彩な遠距離攻撃が可能となります。
基本的に各エリアのボス攻略後に新しい武器を入手できます。 それ以外はやり込み要素になります。
銃は合計6種類あります(テキスト反転で表示)。
- ピストル
- 初期武器
- ライフル
- 貫通攻撃
- 入手場所:北エリアのボス撃破後
- ザリスカ
- 高威力攻撃
- 入手場所:西エリアのボス撃破後
- ショットガン
- 範囲攻撃
- 入手場所:東エリアのボス撃破後
- レールガン
- 入手場所:南エリアの8モジュールの扉の先
- ダイアモンド・ショットガン
- 入手場所:東エリアの8モジュールの扉の先
装備一式
装備一式を手に入れると、マント、剣、ビットの外観を変えることができます。 これらの装備は外観だけでなく、攻撃速度や移動速度などのボーナスがあるそうです。
装備を変更するには自宅のベッドの部屋の北側の壁を調べます。
詳細はWikiページを参照してください。
モノリス
各エリアに4つ、合計16本のモノリスが隠されています。 モノリスを調べると暗号化された文が表示され、対応表を使って翻訳すると世界観が分かるようになっています。
一度調べたモノリスは、北エリアの隠しエリアであるモノリス・ギャラリーで確認することができます。
モノリスに書かれている内容は下記の通りです。
- TRANSCENDENCE FAITH IMMORTALITY / IN MORTALITY
- RIFTS CRAFTED, DANGEROUS POTENTIAL
- A FOUNDATION FOR FAITH & VIOLENCE
- A LOSS OF SELF, A NARROW PATH TRAVELED
- OVERWHELMING WONDERS AND POWER
- DESPERATE HUNGER FOR PROGRESS
- DISTORTION OF LIFE, DEVOURING BODY
- THE FIRST VICTIM OF THE INVASION
- AN ISOLATED PEOPLE FEARFUL AND OBSESSED
- OFFERING OF A GREAT CLEANSING FLAME
- A POISONED, MADDENED HOMELAND
- FRAGILE BALANCE SCORCHED, UNDONE
- PRECIOUS MOMENTS CAPTURED BY CRYSTAL
- A STILLNESS OF MIND, SKILL HONED SHARP
- MIDNIGHT LOOMING
- TRAPPED BY DESPERATION TO REMAIN
さらに16本のモノリスをすべて作動させると、北エリアの図書館の壁に文章が浮かび上がります。
HARNESSING A GREAT WELLSPRING, A PERFECT IMMORTAL CELL WAS CRAFTED TO BE IMBUED WITHIN ALL SENTIENT LIFE
A NOBLE GOAL, THOUGH SUCH A POWER TERRIFIED OTHERS, AND BROUGHT RUIN AS ITS PURPOSE WAS TRANSMOGRIFIED
THE ABHORRENT CELL STILL FESTERS DEEP IN THE CHAMBERS OF THIS WORLD
有志の方々による解読結果とのことです。ぱねぇ。
ストーリー考察の翻訳
ここから先は下記ページの内容を翻訳して要点をまとめたものになります。
- The Hyper Light Drifter Story Analysis Experience. [Oh so many spoilers]
- なぜかリンクが張れなかったので、下記ページのリンクから飛ぶかタイトルでググってください。
- Monoliths | Hyper Light Drifter Wiki | Fandom powered by Wikia
※ユーザーによる考察の一つなので、公式設定と一致するかは分かりません
※私の読解ミスがあるかもしれません
先史時代
はるか昔、古代人がモノリスを建造した。彼らを司書と呼ぶことにする。 司書はおそらく原初の種族である。その姿はモノリスを作動させたときに見ることができる。 彼らはアヌビスと呼ばれるジャッカル神を崇拝していた。
彼らはかつて紫色エネルギー(それは世界の至る所で見ることができる)を発見し、巨人を創造した。 その目的は不明。 巨人はかつて生息していたジャイアント族をひな形にしている。 ジャイアント族の骸骨は西エリアで見ることができる。
※オープニングに出てくる巨人は4体のみで、西エリアの骸骨と形状が違うことから、巨人とジャイアント族は別物だと考えられる。
その後何が起きたのかは分からない。 この種族が絶滅していたとしても、密かに生き残っていたとしても。
古代史
多くの種族が繁栄し、高度な文明を築いていた。 特に4つの種族、南のトカゲ族、西のクマ族、北のトリ族、東のイタチ族が高度な知能を有していた。
※オープニングでアヌビスを囲む4種族の彫像が確認できる。
これらの種族が協力し、技術を発展させていた。 彼らは、かつて司書が使っていた紫色エネルギーを発見した。 彼らは司書の技術、特に巨人の技術を研究していた。
彼らの知識欲はとどまる所を知らず、その技術は危険で理解不能な領域に到達した。 彼らは不死化の方法を発見したのだ。 彼らは神の力である源泉を利用するイモータルセルを開発した。
※オープニングに出てくる空中の文様は、この源泉を表していると考えられる。
源泉にアクセスすることで、イモータルセル自身は神のごとき存在となる。 これを審判と名付ける。
※この考察にはタロットカードの名前がたびたび出てくる。これはSteamのトレーディングカードの名前が由来である。
この審判が何らかの理由で悪に染まってしまった。 不死の力を手に入れるという欲望が原因かもしれない。 そして審判とアヌビスは、神の力の支配権をめぐって永きにわたる戦いを始めることになる。
※オープニングムービーでイモータルセルの創造が描かれている。そしてその後の爆発は、審判とアヌビスの戦いの影響ではないかと考えられる。
イモータルセルが創造された直後、大爆発が地上に甚大な被害をもたらした。 科学者たちは過ちに気付き、イモータルセルを停止しようとしたが、これを封印することしかできなかった。
力を封印されて激怒したイモータルセルは、紫色エネルギーを利用して4体の巨人を起動。 4種族の生き残りはこれに対抗し、長く凄惨な戦いの末、これらの巨人を打倒した。
イモータルセルは破壊されず、封印されたままとなる。 各種族は力を失い、各都市で復興を始めることになった。
長い月日が流れ、イモータルセルに関する知識も、大戦が始まった原因さえも忘れ去られてしまう。
近代史
近代の歴史は、各地のモノリスに記されている。 これは憶測だが、生き残った司書が世界の歴史が忘れられないように、モノリスに転写しているのではないだろうか。
北エリア
北エリアはトリ族の故郷である。ハゲワシの隠者(NPC)が話す物語がこれを裏付けている。
※ハゲワシの隠者の物語
モノリスの内容は下記の通り。
- TRANSCENDENCE FAITH IMMORTALITY / IN MORTALITY
- RIFTS CRAFTED, DANGEROUS POTENTIAL
- A FOUNDATION FOR FAITH & VIOLENCE
- A LOSS OF SELF, A NARROW PATH TRAVELED
【モノリス1】かつてトリ族は宗教や儀式で彩られた平和な生活を送っていた。 しかし教皇(北エリアのボス)と呼ばれる狂信者が新しい宗教を広め、その信者が修道院を襲った。 この宗教は生贄を是とし、彼らの子供でさえも神にささげられた。
彼らは魔法の力を手に入れた。しかしそれはまやかしであり、実際は古代のトリ族のテクノロジーによるものだと思われる。
【モノリス2】断絶(RIFTS)はトリ族の派閥の隔たりを表していると思われる。
【モノリス3】この新しい宗教は狂信と暴力を信条とし、古い考えのトリ族を殺害した。ただ一人を除いて。 その司祭は卵を集め、修道院を脱出した。そして卵を育てるため、山腹に避難所を構えた。
この隠者には北エリアの中腹で出会うことができる。 小さなひな鳥と共に。 彼は今もそこで、小さな純真を守り続けている。
【モノリス4】トリ族はその暴力的行いにより心を失い、邪悪に染まった。 教皇が倒されたとき、崇拝者たちは恐怖と不信により消え去るだろう。
※北エリアに限らず、各地の混乱は審判の力の影響ではないかと考えられている。
南エリア
南エリアはトカゲ族の故郷である。トカゲの長老(NPC)が話す物語では明言されておらず、これは憶測である。
※トカゲの長老の物語
モノリスの内容は下記の通り。
- OVERWHELMING WONDERS AND POWER
- DESPERATE HUNGER FOR PROGRESS
- DISTORTION OF LIFE, DEVOURING BODY
- THE FIRST VICTIM OF THE INVASION
このエリアはかつてテクノロジーの中心地であったと思われる。 機械類が散乱し、地下には巨人の部品が生きた状態で保管されている。 世界に散在している兵器は、巨人と共に、巨人と戦うために使われのだろう。
【モノリス5】かつての栄光の時代を表している。全ての種族が共に働き、驚くべき発明を生み出していた。
【モノリス6】この土地の種族は進歩を望み、知識を渇望していた。 しかしその傲慢さにより、探索において信念とモラルを欠く行動を招いた。 神の創造物(各種敵キャラクターと南エリアのボス)を目覚めさせたのだ。
【モノリス7】しかしながら、研究所には他の創造物も存在する。 人間サイズで青い肌に黒い目。放浪者(主人公)と似通った存在だ。 それは技術の到達点、最も高度な人造生命だろう。
【モノリス8】この地は巨人が製造される場所であったため、審判の軍団に最も苛烈に攻撃されることとなった。 かつての都市は破壊され、荒れ地だけが残された。
トカゲの長老の物語ではトカゲ族の探索と人造生命の目覚めが語られる。 何とか逃げ帰った彼らは時折自分の尻尾を食べながら、滅びを待つ運命である。
東エリア
東エリアはイタチ族の故郷である。カワウソの囚人(NPC)が話す物語がこれを裏付けている。
※カワウソの囚人の物語
モノリスの内容は下記の通り。
- AN ISOLATED PEOPLE FEARFUL AND OBSESSED
- OFFERING OF A GREAT CLEANSING FLAME
- A POISONED, MADDENED HOMELAND
- FRAGILE BALANCE SCORCHED, UNDONE
【モノリス9】このモノリスはカエル族と皇帝(東エリアのボス)の侵略を表している。 皇帝はカエル族の服従と引き換えに、力と自由を約束した。
【モノリス10】東エリアには紫色の炎が見られる。 これは紫色エネルギーの精錬工程だと考えられる。
【モノリス11】カエル族は廃墟都市に住むイタチ族を数多く殺害し、残りを奴隷にした。 東エリアの道端や湖にイタチ族の死体が散乱している。 皇帝も放浪者が遭遇したときは死体を食べていた。
【モノリス12】カエル族は東エリアの均衡を崩し、平和を破壊した。 しかし数人が教会に隠れ、生き残っている。
東エリアでは巨人の残骸を確認することができる。 イタチ族が何世紀も前に、これを打ち倒したのだろう。
西エリア
西エリアはクマ族の故郷である。アライグマの隠者(NPC)が話す物語がこれを裏付けている。
※アライグマの隠者の物語
モノリスの内容は下記の通り。
- PRECIOUS MOMENTS CAPTURED BY CRYSTAL
- A STILLNESS OF MIND, SKILL HONED SHARP
- MIDNIGHT LOOMING
- TRAPPED BY DESPERATION TO REMAIN
【モノリス13】クマ族は、青い肌の人工生命と巨人の軍隊との戦いに備えていた。 彼らは水晶技術による武器を持っていた。 しかし1体の巨人が倒されたとき、水晶技術が暴走した。 それは水晶の森を生成し、多くの兵士をその中に閉じ込めた。
【モノリス14】東エリアの敵キャラクターは水晶の環境に適応した生物か、クマ族によって生み出された人工生命だろう。
【モノリス15】かつての大戦では吊された男(西エリアのボス)とクマ族の軍団が戦った。 それは遥か昔のことであり、誰もその大戦を覚えていない。
【モノリス16】青い肌の放浪者が訪れたとき、吊された男は驚いたことだろう。 何世紀も前に、彼はその種族を打ち倒すように命じられた。 そして水晶に閉じ込められた生涯は、彼を狂気へと駆り立てる。
現在
放浪者について
青い肌の放浪者(主人公)は人造生命であり、大戦の際は巨人と共に4種族と敵対していた。
彼がいつ作られたのか、過去の記憶がどうなっているのかは定かではない。 青い肌の種族は他種族から嫌われており、放浪者が顔を隠しているのはそのためではないかと思われる。
放浪者は病気である。なぜだろうか?
- アヌビスは神の力である源泉の支配権をめぐり、審判(イモータルセル)との戦いを続けている。
- 戦いに勝利するため、アヌビスは外部の協力者を探してきた。
- アヌビスは選定したものにヴィジョンを見せ、イモータルセルの場所を伝えて導いてきた。力が弱っているため、その意図を説明することはできない。
- アヌビスと審判の関係性から、アヌビスがアプローチした者には審判もアクセスすることが可能となってしまっている。
- 審判はアヌビスの計画を知っており、これを阻止するために選ばれし者を病気にさせ、寿命を縮めている。
- 主人公が死んでも冒険が続行されるのは、アヌビスが残された力を使って蘇生しているからである。
- アヌビスが審判の力に対抗できなくなった場合、その選ばれし者は見捨てられることになる。各地に散らばる、アイテムを持った死体はこの成れの果てである。
そして放浪者の冒険が始まる。
オープニング
あなたはアヌビスに選ばれ、ヴィジョンを見ることになる。同時期に審判による病気が発症する。 アヌビスはあなたに、かつての栄光の時代のヴィジョンを見せる。空に浮かぶ文様は神の力たる源泉である。
アヌビスが破滅のヴィジョンを見せる。イモータルセルが起動し、大爆発が起こる。 巨人戦争。4体の巨人が確認できる。折り重なった死体はイモータルセルによる犠牲者である。
審判がヴィジョンに介入し、あなたは紫色の液体を吐き出す。審判が姿を現す。 あなたは抵抗し、逃げ出す。
アヌビスが巨人の敗北のヴィジョンを見せる。
※ここで巨人が3体だけなのは、1体は死んでおらず南エリアの地下で審判によって再生中だからだと考えられる。
巨大な塔が出現する。タロットカードの塔は、審判が勝利した場合の世界の崩壊を暗示していると思われる。 アヌビスがイモータルセルのヴィジョンを見せ、審判があなたを飲み込む。
放浪者は病気の原因を知らない。 ただ夢に見るヴィジョンが治療の手掛かりになると信じて、イモータルセルを探すのみである。
本編
目覚めたあなたは森を抜け、街を目指す途中で、守護者に助けられる。 家に運ばれたあなたは、彼が集めた資料を見つける。 彼もまた病に侵され、治療法を求めて探索に明け暮れていたのだ。
あなたは東へ、北へ、西へ旅し、イモータルセルの入り口を開くためのモジュールを探索する。 守護者にはもはやモジュールを起動する力すらなく、見つけたモジュールの場所をあなたに教えることしかできない。
あなたは各エリアの支配者を打倒し、南へ向かう。 そこであなたは、これまでの選ばれし者たちと同じように、ついに病に倒れてしまった守護者を発見する。 彼は最後に過去を語り、装備をあなたに託した。
人造騎士たちを打ち倒したあなたは、研究所で人工生命の製造過程を目撃する。 そこではあなたと同じ、青い肌の種族も創られていた。
あなたは最後のモジュールを起動し、街へと戻る。
エンディング
あなたはエレベーターを下り、イモータルセルと対峙する。
精神世界で審判と戦い、彼に打ち勝った瞬間、あなたはイモータルセルの真上に出現する。 あなたはイモータルセル(審判)に剣を突き立て、これを破壊する。
しかしこのとき、全てが手遅れであることを悟る。 イモータルセルは治療の手段などではなかった。 アヌビスに選ばれた瞬間に、あなたの運命は決まっていたのだ。
あなたの病はもはや回復しない。ヘルスパックを使用しても、体を復元することができない。 あなたがこれまで致命的な戦いを生き延びてきたのは、アヌビスが蘇生してきたからであった。
洞窟が崩壊する直前、アヌビスがあなたに最後のヴィジョンを見せる。
それは青く澄み渡った海と空。
あなたが救った世界だ。
おわりに
もう一度最初からプレイしようかな…