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画像ファイルのドット密度(DPI)の変更方法

画像ファイルのドット密度(DPI)の変更方法のメモです。

はじめに

DPIとはDots Per Inchの略で、1インチに何ピクセルあるか(ドットの密度)を表します。

画像をディスプレイで見るだけなら考える必要はありません。しかし論文投稿時の予稿集用画像などはDPIを指定されていることがあるので、この場合はDPIを設定する必要があります。

ドット密度[dpi] = 画像の縦(横)のピクセル数 / 画像の縦(横)の印刷サイズ[inch]
画像の縦(横)の印刷サイズ[mm] = 画像の縦(横)のピクセル数 / ドット密度[dpi] * 25.4[mm/inch]

画像ファイルのDPIは、プロパティから確認することができます。

f:id:kengo700:20160328151322p:plain:w300

DPIの変更方法(Windowsの場合)

付属のペイントではDPIを変更できないので、何らかのソフトを使う必要があります。

Irfan View

Irfan Viewとは、フリーの画像ビューワーです。DPIを変更する機能があります。画像サイズを変更することもできます。

f:id:kengo700:20160328151558p:plain:w600

f:id:kengo700:20160328151808p:plain:w500

DPIの変更方法(Macの場合)

Preview

PreviewはMacにプリインストールされているソフトです。開けるファイルであれば下記の手順でサイズ変更できます。

  • DPIとサイズの変更方法
    1. Previewでファイルを開く
    2. 「ツール」の「サイズ調整」をクリック
    3. 「解像度」を変更して、OKをクリック

convertコマンド

convertコマンドとは、ImageMagicをインストールする事で使用可能になるコマンドです。DPIの変更以外にも画像ファイルをEPSファイルに変換する際等に使えます。

  • ImageMagicのインストール方法
    • MacPortsでインストールできます
sudo port install ImageMagic
  • DPIの変更方法
    • terminalを開いて下記コマンドを入力する([horizontal]には横方向、[vertical]には縦方向のDPIを入力)
convert -density [horizontal]x[vertical] [Input File] [Output File]

参考資料

おわりに

どっとつかれた