Evernoteでページをワンクリックで更新日順に並べ替える方法を紹介します。
※紹介する方法はOneNote 2016(デスクトップ版)を対象にしています。アプリ版や他のバージョンは殆ど使ったことがないのでわかりません。
はじめに
Evernoteの価格プラン改定でOneNoteへ移行した方も多いと思いますが、OneNoteはEvernoteと違ってノート一覧が自動的にソートされません。
OneNote 2016(デスクトップ版)では「履歴」タブの「最近の変更」から、更新日順のページ一覧を表示させることができますが、これをいちいち表示させるのはめんどくさいです。
そこで「Onetastic」アドインを利用すると、ノート一覧を更新日順にソートすることができます。
OneNoteのページをソートする方法
OneNote 2016でページをソートするには「Onetastic」アドインと「Sort Pages By Date +」マクロをインストールする必要があります。
Onetasticのインストール
「Onetastic」アドインのインストール方法は下記のとおりです。
- 下記ページの「Download Onetastic 32-bit」または「Download Onetastic 64-bit」からダウンロードする
- Onetastic for OneNote - Download
- ※OneNoteが32ビットか64ビットかは、「ファイル」メニュー -> 「アカウント」 -> 「OneNoteのバージョン情報」から確認できます。
- ダウンロードしたインストーラを実行し、指示に従ってインストールする
インストールが完了すると、OneNoteに「Onetastic」の機能が追加されます。ここで「Settings」の「Show in a Separate Tab」を選択すると、別のタブに分けることができます。
ソートマクロのインストール
ノート一覧を更新日順にソートするには、下記手順で「Sort Pages By Date +」マクロをインストールする必要があります。
- 下記ページの「Download」からダウンロード
- ダウンロードしたインストーラを実行し、指示に従ってインストールする
インストールした「Sort Pages By Date +」マクロをクリックして実行すると、昇順・降順などの設定ウィンドウが表示され、「OK」をクリックするとノートがソートされます。
ワンクリックでソートするカスタマイズ
インストールしたマクロはページをソートするのにツークリック以上必要になるので、これをワンクリックで実行できるようにするカスタマイズを紹介します。
またOneNoteの「クイックアクセスツールバー」機能を利用すると、キーボードショートカットでソートを実行することもできます。
マクロの修正
下記手順でマクロを修正すると、設定ウィンドウを表示せずにすぐにソートを実行することができます。
※適当な修正なので間違っている可能性があります。修正は自己責任でお願いします。
- 「Edit Macros」で「Sort Pages By Date+」をクリック
- 9行目あたりの「DialogBox_Show($dialog_box)」をクリック
- エディタが表示されたら「OK」をクリック
- 「Del」キーを押す
- 「Save」ボタンをクリック
- ウィンドウ右上の「×」で閉じる
この修正を行うことで、前述の設定ウィンドウが表示されずにデフォルト設定(降順・更新日)でソートが実行されるようになります。
クイックアクセスツールバーへ追加
下記手順で、ソートマクロをクイックアクセスツールバーに追加することができます。
- 「Sort Pages By Date+」の右クリックメニューから「クイックアクセスツールバーに追加」をクリック
- クイックアクセスツールバーの右クリックメニューから「クイックアクセスツールバーのユーザー設定」をクリック
- 「▲」「▼」で好きなように順番を変えて「OK」
クイックアクセスツールバーに追加したコマンドをキーボードから実行するには「Alt」+数字キーを押します。数字はコマンドの左からの順番です。
参考資料
おわりに
(ふ)わんたすてぃっく! (・ω<)