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ゆっくりMovieMaker3の字幕の誤字脱字を簡単にチェックする方法

「ゆっくりMovieMaker3」で作成した動画の字幕の誤字脱字を簡単にチェックする方法を紹介します。誤字脱字チェック機能をもつソフトを使うことで、作業は数分で終わります。

はじめに

ニコニコ動画やYouTubeにアップロードした動画は後から差し替えることができないので、字幕などのミスに後から気付くと割とへこみます。

通常は作成した動画を流しながらミスがないかチェックするのですが、この方法だと動画の再生時間だけ時間がかかってしまいます。また人力のチェックでは、何度チェックしてもミスが残ってしまいます。

そこで、Wordなどのソフトを利用して字幕データの誤字脱字をチェックする方法を紹介します。

※ここでは「ゆっくり実況プレイ動画」や「ゆっくりMovieMaker3」については説明しません。興味がある方は下記ページなどを参照ください。

字幕の誤字脱字をチェックする方法

「ゆっくりMovieMaker3」ではexoファイルを出力する際に、セリフの一覧を記載した「VoiceList.csv」ファイルが出力されます。このファイルからExcelなどを使って字幕データをコピーし、Wordなどを使って誤字脱字をチェックするだけです。

ここではExcelとWordを使う方法を説明しますが、csvファイルを扱えるフリーソフトやフリーの校正ソフトもあるようなので、それらを使うこともできると思います。

VoiceList.csvファイルの出力

セリフの一覧を記載した「VoiceList.csv」ファイルは自動的に出力されます。

通常の手順通り、「ファイル」メニューの「出力」からexoファイルを出力すると、exoファイルが出力されたフォルダに同名の新しいフォルダが作成されます。この中に音声データと「VoiceList.csv」ファイルがあります。

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Excelなどで字幕データを抜き出し

「VoiceList.csv」ファイルをExcelなどで開くと、セリフや発音などの一覧を確認することができます。

ここで「E」をクリックすることでセリフの列を選択し、「Ctrl」+「c」キーなどの操作でコピーします。

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Wordなどで誤字脱字のチェック

Wordを起動し、「Ctrl」+「v」キーなどの操作で貼り付けます。

「校閲」タブの「スペルチェックと文章校正」をクリックすると、文法的におかしいところが順番に表示されます。「無視」をクリックすると次の候補が表示されるので、適宜「ゆっくりMovieMaker3」で字幕を修正しつつ、最後までチェックすれば完了です。

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おわりに

発音の間違いがないか確認するために、結局は動画を流しながらチェックしなければいけないので、あまり効果はないかもしれませんけれど…