過労で体を壊し意志薄弱で自制が効かない状態の私が、生活習慣改善のために考え出した、夜中のパソコンをやめることができた方法を紹介します。
はじめに
過労で壊れた体を治すには規則的な生活習慣が重要ですが、意志力が低下している状態なので逆に生活習慣が崩れて行ってしまいます。
何事も一歩ずつということで、まずは夜中のパソコンをやめてみることにしました。
ディスプレイの光によって睡眠が妨げられるので、夜中のパソコンは控えたほうがいいことが、いろいろな場所で指摘されています。
そんな情報を見るたびに思うのですが、
そんな人並みの自制心があったら、体を壊してねーです!
そこで意志力に頼らずに夜中のパソコンをやめることができる方法を考えました。今のところかなり効果が出ています。
なお私は家ではデスクトップパソコンを使っているので、デスクトップパソコンを対象にした方法を紹介します。ノートパソコンを使っている場合には適用が難しいかもしれません(詳しくは後述)。
夜中のパソコンを止めることができた方法
一言で説明すると、パソコンのディスプレイの電源ケーブルにタイマー(下図)をつなぎ、夜中に電源がオフになるように設定するだけです。
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このタイマーは、水槽趣味の方にはお馴染みですが、設定した時刻に電源を切断することができるものです。水槽の照明を自動でオン・オフするのに使われたりします。
このタイマーの使い方は、円形になっている部分をオンにしたい時間帯の箇所だけ押し込み、現在時刻に合わせたあとにコンセントにつなぐだけです。一度設定すれば、24時間ごとにオン・オフが繰り返されます。
このタイマーをディスプレイの電源ケーブルにつなぎ、夜中の時間帯をオフに設定します。これにより夜中はディスプレイの電源が切れるためパソコンを操作できなくなり、夜中のパソコンをやめることができます。
欲望に負けないために
タイマーを使って夜中のパソコンをやめる仕組みを作りましたが、重要なのはここからです。
このままでは電源ケーブルをタイマーから抜いてコンセントに刺せば、パソコンを続行できてしまいます。
どんな欲望に支配された状態(例えば、どうしてもエロ動画が見たいんじゃー!な状態)でも、この仕組みを維持できるようにしなければいけません。
そこで延長ケーブルにタイマーをつなぎ、ワイヤーを使ってタイマーとケーブルを簡単には外せないようにしました。ただし、タイマーの設定も変えられなくなるので、数日試してみてから固定しましょう。下図の固定方法では、ワイヤーはちょうど1メートルくらい必要です。
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また、この種のタイマーには常時オンにするスイッチ(下図)がついているので、これをオンにできないようにガムテープで封印しました。少し見栄えが悪いので、セロテープやビニールテープで固定してもいいかもしれません。
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ノートパソコンの場合は
紹介した方法はノートパソコンでは使えません(ディスプレイの電源だけを切れないため)。
ノートパソコンを夜中に使えなくするには、(1) ACアダプタにタイマーを付ける、(2) モデム・ルーターにタイマーを付ける、などの方法が考えられます。
ACアダプタにタイマーをつなぎ、ノートパソコンのバッテリー駆動時間を逆算して、夜中までにバッテリーが切れるようにタイマーをセットします。バッテリーが切れた後はタイマーがオンになるまでパソコンを使えないので、夜中のパソコンをやめることができます。
しかし今どきのノートパソコンのバッテリーは数時間では切れないので、バッテリー駆動で夜中までパソコンを使えてしまうかもしれません。
そういう場合は夜中ネットワークにつなげないように、モデム・ルーターにタイマーを付けるといいのではないでしょうか。ネットワークにつながっていないパソコンは、ほとんど「ただの箱」(今どきは「ただの板」?)ですしね。
注意点
使用中のディスプレイの電源のオン・オフを繰り返すと、故障につながるかもしれません。タイマーをセットした時間より前にパソコンをシャットダウンするか、少なくともディスプレイの電源を手動でオフにしてください。
またノートパソコンのバッテリーを毎日消費すると、バッテリーが劣化してしまうかもしれません。
さらにモデム・ルーターの電源をオン・オフすることも故障につながる可能性があります。
各機器の説明書を確認の上、自己責任でお願いします。紹介した方法によって生じた損害等の一切の責任を負いかねます。
おわりに
よく言われることですが、気力があるときに、気力が無くても続けられる仕組みを作っておくことは重要ですね。
パソコンをやめると夜が長い!